運動器(骨軟骨/関節/靱帯/筋肉/末梢神経等)疾患の専門医療機関を目指しています。 - 笠原整形外科 | 西国分寺駅徒歩1分 整形外科 リハビリテーション科

リハビリについて

リハビリについて

当院のリハビリテーション

当院では医師の診断の下、理学療法士がマンツーマンで皆様の姿勢や身体の使い方などから、痛みやその他の症状の原因を探り、個々の患者様に合わせたプログラムを作成しています。その際、機械による治療(牽引や電気治療などの物理療法)は行わず、理学療法士による「徒手療法」や患者様自身が身体を動かす「運動療法」によって症状の改善を図っていきます。

一緒に治しましょう

リハビリテーションは、理学療法士に一方的に『やってもらう』治療ではなく、患者様が日常生活の中で、運動・体調管理(体重のコントロール)・生活習慣の見直しなどを『実践する』ことで、より効果的に症状の改善を図っていく方法です。

膝の痛みの原因疾患として最も多い『変形性膝関節症』を例に挙げてみます。

変形性膝関節症は膝の変形に伴って、立ち座り・歩行・階段昇降などで痛みが出たり、関節が動きにくくなったり、筋力が落ちたりといった症状が出ることが多い疾患です。これらを改善させるためには以下の2点を考える必要があります。

1.低下している機能(筋力や関節の動きなど)の回復

2.膝に負担のかからないような生活を送る

1.については、リハビリの際に理学療法士に指導されたプログラム(筋力トレーニングやストレッチなど)を自宅で続けて行っていく事が必要です。また、2.については正坐・横座りなど膝を深く曲げた座り方を避ける、体重を減らすなどの努力が必要になります。
自主トレーニング

運動療法は、週に1~2回来院した時に行っただけでは、なかなか効果を得ることができません。理学療法士が作成した運動プログラムを自宅で続けることが大事です。

体調管理(体重のコントロールなど)

心身の健康を保つには日々の体調管理が必要です。中でも体重のコントロールは重要で、人が立っているだけで、膝や腰をはじめ下半身の各関節に体重に応じた負担がかかっているため、体重の増加が症状を悪化させることがあります。まずは食事や生活習慣の見直しにより体重を管理することが必要です。

セルフケア

家事や仕事で同じ姿勢を長時間とっていたり、良くない身体の使い方を繰り返していたりすると、関節や筋肉などに負担がかかり痛みやその他の症状の原因になってしまいます。良い姿勢や動作の方法を身につける、こまめに体を動かしたり席を立つことで同じ姿勢を長時間とらないようにするなど生活の中での工夫が必要です。

その他の治療

その他個々の問題点に対しても、理学療法士は皆様の症状改善のお手伝いをさせていただきます。

理学療法(りがくりょうほう Physical therapy)とは

身体に何らかの障害(痛い・力が入らない・関節が硬いなど)がある人に、主にその人の基本的な動作(起き上がる・立つ・歩くなど)の能力の回復を図るため、治療体操などの運動を行ったり、物理的な刺激(温熱・牽引・マッサージなど)を加えることをいいます。

理学療法士とは

「理学療法士(Physical Therapist:PT)」とは、厚生労働大臣の免許を受け、医師の指示の下に「理学療法」を行うことを業とする者を指します。

徒手療法と運動療法

身体機能の障害に対して治療を行う際に、治療者(当院では理学療法士)の手を使って治療する方法を総称して「徒手療法」、運動によって機能を回復・維持・予防させる方法を総称して「運動療法」と言います。

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